AKB48「夢の河」

AKB48「夢の河」は、2012年8月29日発売の27thシングル「ギンガムチェック(Type-A)」カップリング曲。

今月27日にAKB48から巣立つ前田敦子の卒業曲。
卒業公演直後に発売される27thシングル「ギンガムチェック」（29日発売）に収められる同曲を歌うのは、前田、小嶋陽菜、高橋みなみ、板野友美、峯岸みなみの1期生に篠田麻里子、大島優子、柏木由紀、渡辺麻友、松井珠理奈を加えた10人。苦楽を共にしてきた仲間たちが思いを込めて歌い上げる。
同曲は、本拠地・AKB48劇場（東京・秋葉原）公演をもって卒業する前田がメンバーに、メンバーが前田に向けたメッセージを歌った。前田はこの特別な曲のレコーディングで「歌ったフレーズを何度も聴き返し、納得がいくまで何度も歌い直していた。ふだんからレコーディングへのこだわりは強いが、その思いがより増しているように感じた」（関係者）と言わしめるほど、最善を尽くした。
前田が参加する最後のMVは、AKBブレイク前の初期から数多くの作品を手がけてきた高橋栄樹監督がメガホンをとった。あえて学園モノ路線は踏襲せず、「できるだけ歌詞に忠実な世界観」（高橋監督）を演出。小舟に乗って旅立つ前田を見送るシーンでは、大島がこみ上げる感情を抑えきれずに自然と大粒の涙をこぼす一幕もあった。

AKB48とは、秋元康のプロデュースにより、2005年12月に誕生した女性アイドルグループ。東京・秋葉原に「AKB48劇場」という専用劇場を持ち、「会いに行けるアイドル」をコンセプトとしてチームごとに日替わりでほぼ毎日公演を行うことを特徴としている。
CD購入者を対象にした握手会を実施しており、ファンがメンバーと直接握手や会話ができる数少ない機会として「会いにいけるアイドル」のコンセプトを果たす役割を担っている。
また「選抜総選挙」といわれる、AKB48のニューシングルを歌えるメンバーを選ぶ、ファンによる人気投票で、2009年より実施、投票券が封入されているシングルCDの購入者や、ファンクラブ会員などに与えられ、その結果として選抜メンバーが選出されるというもの。
2010年〜2013年と4年連続で年間シングルCD売上No.1。2013年には14作連続ミリオンを達成する金字塔を打ち立てた。シングル＆アルバム総売り上げ枚数でも2013年の時点で約2800万枚で日本歴代16位となっている。

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